ビジネス理論一夜漬け講座

■ブルーオーシャン戦略で未開拓の市場を創造する土台は「バリューイノベーション」であり、「コストを押し下げながら、買い手にとっての価値を高める状態」を作り出す必要がある
■顧客価値を創造する「アクション・マトリクス」の４つとは①（すっかり）取り除く、②（思い切り）減らす、③（大胆に）増やす、④（新たに）付け加える
■「スループット会計」の３要素は、①スループット（販売を通じてお金を作り出す割合）、②在庫（販売に対し投資した全てのお金）、③業務費用（在庫をスループットにするための全ての費用）であり、①を増やし②を減らし③も減らす順で行う
■マネージャーとしての思考プロセスは、「何を変える」、「何に変える」、「どうやって変える」のこの３つの簡単な問いに答えていくこと
■全体のパフォーマンス向上を目指して、ボトルネックのパフォーマンスの改善を図るのが「全体最適化」
■「針鼠の概念」での肝心要の一点の導き出し方は、①自社が世界一になれる部分、②経済的原動力になるもの、③情熱をもって取り組めるものの３つを全て満たしたものを見つける事
■人の気持ちは、「得をしたいと言う気持ち」よりも「損をしたくないと言う気持ち」の方が高くなるのを「損失回避性」、損の確定をしない様にそのままにしておく非合理な考え方を「保有効果」がある
■「ネクスト・ソサエティー（知識社会）」の到来で、人口構造の変化、製造業の地位の変化（低下）、労働力の変化の３つが起こる
■あるグーグルのマネージャーは「ここには素晴らしい仕事、同僚、技術がある。グーグルのキャンパスは、お金は幸福を運んでこないと言うことを教えてくれる。僕は金持ちになるよりも幸せになりたい。そのために、目の前の仕事に集中するだけさ。」
■世界の人口の８割は貧困層がボトムとなり、世界経済のピラミッドは形成されているのでその層をBOP（Bottom Of the Pyramid）と呼び、BOPは不安定な収入や購買力が無い為に高い物価の中で生活せざるを得ないが、イノベーション次第では、P&Gの使いきりパックシャンプー、カサスバイアの与信管理や顧客とのリレーションシップの構築、取引統治能力を根付かせ、今までの常識外であるBOPへの信用販売を実現し夢を与えるところまで成功した
■BOPに焦点をあてたビジネスにより、貧困層は劇的に減り、経済”ピラミッド”は”ダイアモンド”型に変化していく
■トフラー夫妻曰く、「金は富を象徴する一つではあるが、富とは金ではなく、欲求を満たすものが富である。何らかの満足を与えるか、あるいは別の富と交換できるものである。」
■「富の３つの波」とは１万年前の農業社会と言う第１の波、１７世紀後半の工業社会と言う第２の波、２０世紀後半の知識社会と言う第３の波である
■「経済の３つの基礎的条件」とは、「時間（スピード差による非同時化の発生）」、「空間（の拡張）」、「知識（非競合財で何人も同時に使え、消費されずむしろ品質が上がり、無尽蔵な資源）」である