■海外での見つけ方の基本は7つあり、①海外展示会、②小売店、③現地情報(新聞、雑誌、TV)、④海外人脈、⑤国内展示会、⑥在日貿易機関、⑦インターネットである。
■卸業者への卸掛け率は標準価格の50%ほど、小売店への直卸掛け率は60%である。
■大衆型商品であれば低い価格の『市場浸透価格』にて一気にマーケットシェアを拡大と戦略もある。
■一般的に在庫負担が必要な輸入ビジネスでは40%以上の平均粗利率が無ければ健全な企業経営は難しい為、狙いたい所である。
■輸入商品の材質にも気をつけたい。欧米や日本では18/8(18%のクロームと8%のニッケル)か18/10の様なニッケルの含有率が高く錆びにくい最高レベルの材質が求められる。
■ただ言われた通りの条件で海外メーカーと取引を始めるようでは、国際ビジネスに乗り出す資格は無いと言える。
■海外と異なり日本では価格が高くなってしまう問題となる商習慣は、①過剰包装、②長く複雑な流通(日本独特の問屋などを介した流通三段階システムなど)、③返品制度(色んな理由による返品があり、返品されたものは売却不可なものが多くそれがコストとなる)、④華美な商品陳列、⑤過剰品質があり、これに加え地代の高さにより生産コストや経営コストが高い価格の問題原因である。
■価格交渉にはマーケット情報は欠かせなく、輸出価格(Export Discount)、ボリュームディスカウントなどは必ず要求してみる事。
■Exclusiveを要求した方が良い理由としては、多チャンネルでは値崩れが起こり易い、商品の短命化、宣伝広告に関わる費用と時間をプロテクトする為。これがあれば在庫の保有や販売促進、アフターサービス、価格維持などが安心して行う事が出来、双方での一元管理が容易に出来、それにより高利益率を保つ事が可能となる。
■積極的に取引をして良いメーカーは開放感があり、経営陣が陣頭指揮しているもので、オープンで、妙にビジネスライク過ぎずに信頼関係が大事だと思っている。
■逆に取引をしない方が良いメーカーは親密さが深まらず、健全な財務体質でなく(倒産やM&Aが無い)、経営陣と挨拶が出来ず、生産現場などを見せたがらない、Exclusiveを頻繁に変えているなどの傾向がある。
■取引開始の検討前に、問題点を認めたがらない様な傾向は無いか?、問題点の改善能力があるか?、外注に投げっぱなしでなく品質管理をしているか、安請け合いし過ぎないか?、質問などに対する回答をきちんと期限内にするか?、などを検証する必要がある。
■小売価格=流通マージン+輸入原価
=流通に関わる費用(小売店のマージン(小売価格の30-40%)+卸問屋のマージン(小売価格の10-15%)+輸入業者のマージン(小売価格の15-25%=輸入原価の50-100%)+輸入原価
=流通マージン+輸入費用(国際運送費+貨物保険料+関税+通関費+国内運送費+
乙仲費などの輸入諸費用)+海外メーカーの輸出価格(製造原価+海外メーカーのマージン+乙仲費などの輸出諸費用)
■机上のMRをデスクリサーチ、リアルに実店舗や人とするのはフィールドリサーチと呼ばれる。
■最近の中国からの輸入商品で回収の対象となったのは圧力鍋、IH電磁調理器、たこ焼き器、練り歯磨き粉、土鍋、塩ビのおもちゃなどがある。
タッチスクリーンはもう古い??これからはレーザーでどこでもタッチタッチタッチ!
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確かにタッチスクリーンは最先端の技術ですが、それよりも何よりもこちらの方がもっと進んでるのでは? レーザーがまたまたやってくれました。
こちらは単純に言えばレーザープロジェクターなのですが、普通のレーザープロジェク [...]